つれづれや食堂参号店

いまはひっそりと
昭和36年（1961年）から店の灯をたやさずに
大好きな味の中華そば
「白水」さん


カウンター越しの風景
変らないね


この夜
珍しくおばちゃんが愚痴をこぼす
「まいちゃったわよ…」
「どうーしたんですか？」
「午後に届いた麺がさ　太かったのよ」
そして
細い縮れ麺と確かにやや太い縮れ麺を見せてくれた
確かに違う
「急いで電話して　この麺じゃダメよって
あせっちゃった　お客さんにだすまでに間に合うかって」

そして作ってくれた「中華そば」




豚骨と鶏ガラ、玉ねぎなどでとったスープは清く
やはりこのスープには
おばちゃんがこだわる「細縮れ麺」があう
チャーシューもなんか寄り添っているって感じ

おばちゃんが中華そばを作ってくれるあいだに
カウンターに


置いておくとちょっと「粋」かもね

ご馳走様でした

長野市西鶴賀町1479


ちなみに
気に入らなかった太縮れ麺は
おばちゃんのまかないになりました

そんな話を聞かせてもらった夜
ありがたや
ちょっと自慢げな足取りで帰還