生殺与奪の権 紅小町に
また
一緒に
一鉢のサボテン

誰かが死にゆくこと
誰かが離れていくこと
誰かを裏切ること
誰かの想いを踏みにじること
神とか天使とか
悪魔とか鬼とか
生きとし生けるものは
いつか「死ぬ」んだよね
そのときに
片道切符を持たされて
重いボストンバックに想いを詰め込んで
別れたひとたちの思いがいくつあるかを確かめて
だから
僕は
怖くて怖くて
ぬくもりのある
優しい目でみる猫や犬や鳥と一緒に過ごすことができない
別れって辛いからね
だから枯れないでくれ
陽の光と
たまの水くれをするから
また
こうして
サボテンと暮らそう
きっと
きみも意志をもって
僕になにかを伝えてくれるんじゃないか
たしか
サボテンは
意志を持つ植物だったから
きみが枯れてしまうとき
僕に何かを伝えてくれるのかな
その前に
僕が枯れてしまう さ
だから
きみはだいじょうぶ
自宅にて
そんななかで
僕はきみのそばに
こうして
ステキなクラッシックを聴かせよう

そして僕のアクセサリーを傍におこうか


生殺与奪の権を
誰にも渡すな
みな
それぞれの生き方を生きている


一緒に
一鉢のサボテン
誰かが死にゆくこと
誰かが離れていくこと
誰かを裏切ること
誰かの想いを踏みにじること
神とか天使とか
悪魔とか鬼とか
生きとし生けるものは
いつか「死ぬ」んだよね
そのときに
片道切符を持たされて
重いボストンバックに想いを詰め込んで
別れたひとたちの思いがいくつあるかを確かめて
だから
僕は
怖くて怖くて
ぬくもりのある
優しい目でみる猫や犬や鳥と一緒に過ごすことができない
別れって辛いからね
だから枯れないでくれ
陽の光と
たまの水くれをするから
また
こうして
サボテンと暮らそう
きっと
きみも意志をもって
僕になにかを伝えてくれるんじゃないか
たしか
サボテンは
意志を持つ植物だったから
きみが枯れてしまうとき
僕に何かを伝えてくれるのかな
その前に
僕が枯れてしまう さ
だから
きみはだいじょうぶ
自宅にて
そんななかで
僕はきみのそばに
こうして
ステキなクラッシックを聴かせよう
そして僕のアクセサリーを傍におこうか
生殺与奪の権を
誰にも渡すな
みな
それぞれの生き方を生きている